ハイテク化粧品を手掛けるグリコってどんな会社

最高ランクの保湿力を実現した基礎化粧品、ggエレジナの開発を手掛けるグリコという会社について、あらためて調べてみた

抜群の保湿効果をもたらすEAPグリコーゲンと、グリコ独自の美白成分α(アルファ)アルブチンの強力タッグでエイジングケアに対応した化粧品、ggエレジナが絶好調のグリコ。

 

日本では知らない人がいないほどの有名メーカーかつブランドですが、ですが、そもそもグリコって、どれくらいの規模の会社なのか、あらためて気になってしまいました。

 

グリコといえば日本を代表する超大手の食品メーカーであり、人気の就職先ランキングでも常に上位に位置する企業。

 

あれだけたくさんのTVCMが放映されていることからも、さぞかし大きな会社なのだろうと思いつつも、グリコという会社のことを知ることはなかなかありませんでした。

 

そこでちょっと調べてみたのです。

 

想像以上に巨大企業だったグリコグループ

グリコの創業は大正11年。

 

海産物のカキの煮汁からグリコーゲンを採取したことから始まった会社ですが、法人として設立されたのは昭和4年のことなのだそうです。

 

社名の由来は、今となってはあまりにも有名な「グリコーゲン」から取られたものという話はよく聞きますが、現在販売されているグリコのキャラメルは、もともと「グリコ」という名前だったそうです。

 

商品名がそのまま会社名になったという感じなのですが、戦後の栄養不足のなか、子供たちの体力や健康づくりを目指して製造され続けてきたグリコのキャラメルは、まさに日本の高度成長期を健康面から支えてきた企業ともいえそうです。

 

余談ですが、昭和の時代にはグリコ森永事件という、日本中を恐怖のどん底に陥れた事件がありました。

 

江崎グリコの社長が誘拐され、大阪にあるグリコの本社が放火され、スーパーなどに並んでいるお菓子に毒物が混入されるなど、日本の犯罪史上もっとも大きな企業脅迫事件として現在も語り継がれている大事件でした。

 

グリコ森永事件以来、店頭に並ぶお菓子や食品にはフィルム状の包装が施されるようになったことは、今でも鮮明に記憶に残っています。

 

今では信じられないかもしれませんが、ほんの30年ちょっと前までは、キャラメルにしても、キャンディにしても、カップヌードルにしても、商品がむき出しの状態で陳列されていて、透明のフィルム包装はされていなかったんですよ。

 

それ以来、あらゆるメーカーがフィルム包装を行うようになったことから、日本の食品流通事情までもを大きく変えた事件でした。

 

話がそれてしまいましたが、2017年段階のグリコのIR情報によれば、江崎グリコ単体でも1455人の従業員を抱え、グループ全体としては5210人もの方が働いていらっしゃるそうです。

 

これはもちろん正社員のみの数なので、工場などで重用されている派遣社員やパートさんたちの人数を入れれば、ゆうに1万人以上もの人たちがグリコの製品づくりに関わっていると言えそうです。

 

グループ企業もものすごく多くて、代表的なところでいえばファインケミカルの製造や開発を行うグリコ栄養食品株式会社や、乳幼児向けの粉ミルクの製造を手掛けているアイクレオ株式会社のほか、各製品の製造を行っている子会社が全国各地に点在しています。

 

●仙台グリコ株式会社
●東北グリコ乳業株式会社
●那須グリコ乳業株式会社
●茨城グリコ株式会社
●グリコ千葉アイスクリーム株式会社
●関東グリコ株式会社
●東京グリコ乳業株式会社
●中部グリコ栄食株式会社
●岐阜グリコ乳業株式会社
●三重グリコ株式会社
●関西グリコ株式会社
●グリコ兵庫アイスクリーム株式会社
●鳥取グリコ株式会社
●広島グリコ乳業株式会社
●九州グリコ株式会社
●佐賀グリコ乳業株式会社

 

●グリコチャネルクリエイト株式会社
●江栄情報システム株式会社

 

●東北フローズン株式会社
●関西フローズン株式会社
●正直屋乳販株式会社

 

●上海江崎格力高食品有限公司
●上海江崎格力高南奉食品有限公司

 

●タイグリコ株式会社
●グリコインドネシア株式会社
●グリコマレーシア株式会社
●米国江崎グリコ株式会社
●グリコカナダ株式会社
●グリコ・ヘテ株式会社
●ジェネラルビスケット グリコ フランス株式会社
●グリコフローズン(タイランド)株式会社
●グリコ・ウイングス株式会社

 

日本だけでなく、中国やタイ、インドネシア、マレーシア、アメリカ、カナダ、フランスなどの海外にも多数のグループ会社が存在することからも、いかに大きな会社なのかがうかがえます。

 

売上高も食品業界きっての大きさ。

 

2012年度の売上高は2900億円、2013年には3150億円、2014年には3190億円、2015年には3380億円、2016年には3530億円と、売上高の多さだけでなく、業績を伸ばし続けている日本有数の優良企業だということがわかります。

 

先日は老朽化した工場(グループ子会社)の閉鎖のニュースがありましたが、けっして業績不振によるものではなく、高付加価値商品の開発の効率化を目指したものだとのことで、先進的な企業であることがうかがえます。

 

グリコの化粧品は2014年から発売が開始されたばかりなので、会社の売り上げ全体に占める割合はまだそれほど多くはないのだと思いますが、化粧品は高単価であり、なおかつ高付加価値製品の代表格なので、今後もますます目が離せない企業になりそうな予感ですね。